高速無線通信規格WiMAX（ワイマックス）サービス事業者、威達雲端電訊（ビー・タイム）が、宏達国際電子（ＨＴＣ）との提携で発売する台湾初のWiMAX対応スマートフォン「HTC EVO Design」の予約販売を６日に開始した。７日時点で予約件数は約100台に上っているということだ。８日付工商時報が報じた。
「HTC EVO Design」は販売価格１万3,900台湾元（約３万7,000円）で、通信速度は既存の第３世代（３Ｇ）携帯電話の４～６倍。またビー・タイムは７日、月額499元の使い放題プラン24カ月契約とのセットで本体が5,990元、30カ月契約とのセットで4,990元になる販売プランも発表した。
このほか、林立璿ビー・タイム総経理は、同グループは来年中旬までに少なくとも20億元を投じて、基地局数を現在の1,100基から3,000基に増設、通信信号の人口カバー率を引き上げるとともに、ユーザー数を現在の５万件余りから今年末までに10万件を目指すとした。
