市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーが調査した５月の大型液晶パネル世界出荷枚数は、前月比6.7％増の6,443万枚だった。ノートパソコン、タブレット型ＰＣの新機種向け調達の増加が主因だ。15日付工商時報が報じた。
用途別の出荷枚数は、▽タブレットＰＣ用、1,018万枚（前月比32.4％増）▽12.1インチ以上のノートＰＣ用、1,705万枚（同10％増）▽テレビ用、1,901万枚（同2.4％増）▽モニター用、1,469万枚（同4.7％減）──。
ウィッツビュー研究部の陳建安経理は、マイクロソフト（ＭＳ）の次期ＯＳ（基本ソフト）「ウィンドウズ８（Windows 8）」の発売により、今年通年のノートＰＣ用パネル出荷枚数は前年比で８％増加すると予測した。
