液晶パネル大手、友達光電（ＡＵＯ）は25日、傘下の太陽電池ブランド「ＢｅｎＱソーラー」の太陽電池モジュールが、日本の電気安全環境研究所（ＪＥＴ）の認証を取得したと発表した。陳建斌・同社太陽エネルギー事業群副経理は、日本の住宅向けに小型で高効率の太陽電池モジュールを発売し、積極的に日本市場の開拓に乗り出すと表明した。26日付蘋果日報が報じた。
日本では、住宅用の太陽電池モジュールは、屋根に設置する軽量タイプが好まれており、発売する製品のうち、「Green Triplex PM200M00」は小型で、設置や修理が便利なタイプだ。また、７月１日から「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」がスタートするため、補助金額は世界でもトップレベルとなる。このため、同社は日本をアジア地区の重要市場と位置づけている。
