讃岐釜揚げうどんの「丸亀製麺」などを展開するトリドール（本社・神戸市、粟田貴也社長）は２日、今月17日に台湾100％子会社の「台湾東利多」（資本金約１億5,000万円）を設立し、年内に丸亀製麺の１号店をオープンすると発表した。本格的な日系セルフうどん店の台湾進出は初めてとなる。
１号店は直営で、台北都市交通システム（ＭＲＴ）中山駅または台北駅付近で、路面店を検討している。今後３年以内にフランチャイズ店も含め30店舗への拡大が目標だ。既存メニューに加えて、魯肉飯（台湾風肉そぼろご飯）など、現地のニーズに合わせたオリジナルメニューも積極的に投入する計画だ。なお、将来的には丸亀製麺以外の業態での進出も視野に入れている。
丸亀製麺は、海外では中国、タイ、米国（ハワイ）で展開しており、オーストラリアでも来年３月までに１号店をオープンする予定だ。
