建設大手、麗宝集団が展開するホテルチェーン、福容大飯店（フーロン・ホテルズ・アンド・リゾーツ）が23億台湾元（約61億円）を投じてテーマパーク「月眉育楽世界」（台中県后里郷）内に建設した「月眉福容大飯店」が４日、正式にオープンした。同グループ13軒目で、初のテーマパーク内ホテルとなる。なお「月眉育楽世界」は同日、ホテルのオープンに合わせて名称を「麗宝楽園」に変更した。５日付経済日報が報じた。
麗宝楽園は、月眉福容大飯店のオープンアジア旅行などが当たる大抽選会イベント（賞品総額約300万元）開催などにより、夏休み中の入園者数で前年比33.3％増の延べ60万人を目指し、過去最高の更新を狙う。
また、麗宝集団の呉宝田董事長は同日、今年新たに20億元近くを投じて、「麗宝楽園」内に、ゴーカート場、ショッピングモール、観覧車などの施設を増設する計画を明らかにした。このうちゴーカート場は敷地面積50ヘクタールで、６月に既に着工しており、今年末の完成予定。ショッピングモールと観覧車は来年夏休み前のオープンを目指す。
