ニュース 商業・サービス 作成日:2012年7月6日_記事番号:T00038103
商業発展研究院(商研院、CDRI)が5日発表した5月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務業景気指標(ISI)」は94ポイントで、3カ月連続で下落した。また、景気信号は6カ月連続で「後退傾向」を示す「黄青」となった。6日付工商時報が報じた。
商研院は「後退傾向」が続いていることについて、いまだ続いている欧州債務問題が世界景気の抑制要因となっており、台湾の輸出の先行きにも懸念を生んでいると指摘。6月についても、夏休みシーズンを迎え商業・サービス業の成長が期待できるものの、6月は豪雨による物価上昇圧力などのマイナス影響のために、依然「黄青」が続く可能性が高いとの見方を示した。
同指標を構成する3項目のうち、「証券市場」は96ポイント、「経営状況」は95ポイントで、ともに前月から1ポイント下落した。商研院は「証券市場」のポイント下落について、世界経済の不透明感から、欧米の株式市場に連動して台湾の株価も不調だったことなどを理由に挙げた。
一方、「労働力・賃金」は前月比1ポイント上昇の102ポイントで、3項目の中で唯一の上昇となった。
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