液晶パネル大手、友達光電（ＡＵＯ）の10日発表によると、液晶テレビ、液晶モニター、ノートパソコン、デスクトップ型ＰＣなど向け10インチ以上の大型パネル第２四半期出荷枚数は、前期比16.5％増、前年同期比7.2％増の3,175万枚だった。11日付電子時報などが報じた。
中国の国慶節（10月１日）連休に向け、市場調査会社、ディスプレイサーチは同国テレビメーカーのパネル調達枚数が７月は前月比３％増、８月は同５％増、９月は８月と同水準となり、ＡＵＯにも恩恵をもたらすと予測した。ＡＵＯの李焜耀董事長も先日、液晶テレビ市場は安定成長が見込め、12年は前年比10％成長するとの予測を示している。
ＡＵＯの第２四半期中小型パネル出荷枚数は前期比3.6％増、前年同期比16.4％減の3,800万枚だった。６月は大型が前月比12.5％増の1,150万枚、中小型は同11.8％増の1,430万枚だった。
第２四半期の連結売上高は前期比17.4％増、前年同期比2.9％減の951億8,900万台湾元（約2,500億円）。６月は前月比6.4％増、前年同月比6.9％増の334億2,600万元だった。
