米航空専門雑誌「アビエーション・ウイーク」による「世界で最も優秀な航空会社」ランキングで、復興航空（トランスアジア・エアウェイズ）が全世界で６位、アジア太平洋地域で３位となり、いずれも台湾の航空会社で唯一トップ10入りを果たした。16日付工商時報が報じた。
復興航空は今年１月にも米経済紙「インターナショナル・ビジネス・タイムズ」による「2011年の世界で最も成長が速い企業1,000社」のランキングで、アジア太平洋地域の航空会社で唯一ランクインし、その成長ぶりが高い評価を受けた。
同社の上半期売上高は45億2,400万台湾元（約120億円）で、前年同期比11.15％増。同社は夏季の見通しについて、夏休みシーズンを迎えて搭乗率が好調で、６月下旬からの大阪など日本６都市への就航により業績成長を見込んでいる。
なお、アビエーション・ウイークのアジア太平洋地域のランキングでは、首位がエアアジア（マレーシア）、２位が海南航空（中国）となった。評価項目は、資産流動率（20％）のほか、▽財務健全性（30％）▽利益パフォーマンス（30％）▽燃油コスト管理（10％）▽資産運用効率（10％）──。
