ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年7月26日_記事番号:T00038479
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は25日、8月の台湾域内向け、輸出価格を全製品で引き下げると発表した。全面値下げは2カ月連続だ。26日付工商時報などが報じた。
製品1トン当たりの値下げ幅は、台湾市場向け熱延・冷延製品が500台湾元(約1,300円)、亜鉛めっきコイルが800元。輸出向けは10~20米ドル。平均値下げ幅は3%で、市場の予測をやや下回った。
中鴻鋼鉄はロンドン五輪開幕、欧米の長期休暇、イスラム教のラマダン(断食月)入りなどの影響で、海外の鉄鋼取引が停滞していると指摘した。値下げで川下の購買意欲を刺激し、受注を獲得したい考えだ。
同社は市場低迷が半年以上続いてる上、第4四半期は需要期に当たるため、在庫を補充するための発注が相次ぎ、同期は価格上昇も期待できるとの見方だ。
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