台湾高速鉄路（高鉄）は、９月１日出発分から早期購入割引による最大割引率をこれまでの３割から45％に引き上げると発表し、５日から販売を開始した。同割引を利用すれば、台北から左営（高雄市）までの指定席運賃の場合、運賃は965台湾元（約2,500円）になる。４日付聯合報が報じた。
早期購入割引は、各駅の販売窓口、高鉄ホームページ、コンビニエンスストアなどを通じて出発の28日前から８日前まで購入が可能だ。新割引制度は、まず最大割引率である45％引き運賃で販売し、規定枚数に達した段階で10％割引運賃に切り替わる。なお、10％割引運賃も完売した場合は、８日前以内の前売りでも通常料金での販売となる。同割引運賃が適用される対象列車は週832便で、全体の約９割に上る。
このほか、15％割引の回数券（８回乗車可能）の利用期間を30日から45日に延長する。
