不動産売買の空間プロデュース（本社・福岡県福岡市、染原道德社長）の台湾法人、亜洲空間は10日、不動産仲介大手の中信房屋と東京の不動産物件販売に関して業務提携を結んだ。中信房屋の劉天仁副総経理は、現在、１棟売りマンション（総額20億円以上）の販売案件が最終段階にあり、契約が成立すれば提携後初の実績となると語った。13日付工商時報が報じた。
現在、日本不動産市場の人気を受け、台湾の不動産会社が日本市場に手を伸ばす中、中信房屋は、昨年から日本の不動産会社４～５社と提携を結んでいる。同社が行った不動産購入予定者への調査（対象610人）によると、46.3％が海外で不動産投資をしたい、または既に購入済みと答えた。また、３割が日本の不動産に興味を示した。なお、最も人気が高かったのは中国の６割だった。
空間プロデュースは、日本の大手不動産会社と業務提携を結び、法人を対象に不動産売買を行っている。
