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作成日：2007年11月21日_記事番号：T00003877
富士康、広東に新工場設立
鴻海精密工業系列で携帯電話部品大手の富士康科技集団（フォックスコン）のスポークスマン童文欣氏は20日、広東省恵州市に新工場を設立すると発表した。21日付経済日報が報じた。
増産計画は韓国携帯電話メーカーの需要拡大に対応するためで、早ければ来年１月に起工し下半期に操業を開始し、２Ｇと３Ｇ携帯電話の受注生産基地として、20億人民元（約300億円）の売上高を見込む。
富士康は20日、韓国携帯電話部品メーカー、ダイアベルの新株７万5,000株を、来年３月末までに1,280万米ドルで買い取ると発表した。富士康の現在の主要顧客はノキアとモトローラだが、ダイアベルへの出資を契機に、来年からサムスン、ＬＧからの受注が期待できる。
