遠東百貨（ファーイースタン・デパートメントストアズ）は13日、台北宝慶店（中正区）、桃園店の大規模リニューアルを行うことを発表した。第４四半期中に終了させて、年末商戦に間に合わせる。６月に改装を行った新竹大遠百と合わせた３店舗の改装費は１億台湾元（約２億6,000万円）に上るとみられる。14日付経済日報が報じた。
宝慶店周辺は政府機関が多く、飲食部門の商機が見込めるため、地下１階にある数百坪のスーパーマーケットを食べ放題形式の大型レストランに一新する。
また、桃園店では、地下１階にあるスーパーが、カジュアル衣料大手のユニクロに生まれ変わる。
一方、新竹大遠百は同じ遠東集団（ファーイースタン・グループ）系列である「新竹巨城購物中心（ビッグシティー）」が４月末にオープンしたことで販売に大きな打撃を受けたため、開業10年で最大規模となる改装を行い、６月にリニューアルオープンした。
