台湾の銀行のオフショア銀行部門（ＯＢＵ）の人民元預金残高は、兆豊国際商業銀行（メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク）が40億人民元（約500億円）で、シェア31％の首位となった。16日付経済日報が報じた。
一方、香港支店の人民元預金残高は、中国信託商業銀行（チャイナトラスト）が５月時点で22億人民元で、シェア22％で首位だった。
台湾の銀行のＯＢＵと香港支店における人民元預金残高は現在、合計で170億人民元を超えた。
中台間の為替清算システム構築に向けた交渉はまだ調印に至っていないが、銀行幹部によると、今年に入り人民元の取り扱い業務は急速に成長している。
