オンラインゲーム大手、遊戯橘子（ガマニア・デジタル・エンターテインメント）が、８月末に今年２度目の人員削減を行う。世界の全従業員1,700人中、１割の170人ほどが対象で、上半期に削減した30人と合わせると、通年で200人に達する。また幹部らの減給も行う予定だ。17日付工商時報が報じた。
人員削減の理由について同社は16日、ゲーム業界の先行きが不透明なことに加え、今年発売した新ゲームが不調だったことを挙げた。対象となるのは、研究開発（Ｒ＆Ｄ）子会社やＲ＆Ｄプロジェクトの業績不振チーム、米国、欧州の事務所など。きょう17日にも対象者が発表されるとみられる。
人員削減は、同社の持ち株比率を34.6％まで拡大した筆頭株主である、韓国のオンラインゲーム最大手、ネクソンの求めに応じて行うとの観測が浮上したが、ガマニア広報部はこれを否定した。
