23日付自由時報によると、台北市・新北市の水上バス「藍色公路」のうち、基隆河の３路線の今年上半期の１日当たり利用者数がわずか11人に落ち込んでいたことが分かった。台北国際花卉（かき）博覧会（花博）の開催当時は月間の利用者が５万人にも上ったが、今や閑古鳥が鳴く状況となっている。23日付自由時報が報じた。
台北市公共運輸処は、これまで効果的な宣伝ができていなかったと説明した上で、現在はフェイスブックを含めインターネットで宣伝を行っているほか、水上バス業者もグルメや船上イベントを含むパッケージクルーズを祝日に行うなどアイデアを工夫していると説明した。また、今後は家族や友人グループによる貸し切りでの利用に期待を寄せていると明らかにした。
