ニュース 金融 作成日:2012年8月27日_記事番号:T00039014
中央銀行が24日に発表した7月の通貨供給量(マネーサプライ)統計によると、株式市場への投資待機資金の指標となるM1B(現金通貨と預金通貨)伸び率は前年同月比2.88%、市場の資金供給を表すM2(現金通貨、預金通貨、定期預金など準通貨の合計)の伸び率は同3.8%で、ともに縮小した。特にM2伸び率は過去26カ月で最低だった。25日付工商時報などが報じた。
中央銀行経済研究処の陳一端副処長は、1日平均残高はM1Bが11兆8,040億台湾元(約31兆円)、M2が32兆9,165億元でそれぞれ前月から246億元、767億元増加していると指摘。金融市場の資金は潤沢で、株式市場への影響に懸念はないとの見方を示した。
なお、昨年10月から、M1Bの伸び率がM2の伸び率を下回り、下げ相場の指標とされる「デッドクロス」の状態が続いているが、M1BとM2の伸び率の差は0.92ポイントまで縮小した。
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