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作成日：2007年11月22日_記事番号：T00003909
ＳＲテレコムの財務危機、台揚「提携に問題なし」
カナダのＷｉＭＡＸ（ブロードバンド無線技術）設備メーカー、ＳＲテレコムが財務危機に陥り、現地の高等裁判所に債権保護の申請を行ったことについて、同社にＷｉＭＡＸ製品を供給している台揚科技（マイクロエレクトロニクス・テクノロジー）は、「今年、売上高全体にＷｉＭＡＸが占める割合は２～４％だ。ＳＲテレコムは財務を立て直した後、引き続きＷｉＭＡＸを発展させるので、提携関係に問題は生じない」という見方を明らかにした。
ＳＲテレコムは近年無線や衛星通信製品に力を入れ、ＬＮＢ（衛星通信ダウンコンバータ）やデジタルマイクロ通信設備、ＷｉＭＡＸ製品を130カ国・地域にに供給してきた。
しかし、財務状況は不安定で、今年第３四半期までの負債総額は台湾元換算で約１億2,600万元（約４億2,100万円）と、資産総額の約9,600万元を大きく超えていた。22日付経済日報が報じた。
