新光三越百貨傘下で、３Ｃ（コンピューター、通信、家電）製品や書籍などを販売する法雅客（FAYAQUE）は、年内に８店舗で大規模な改装を行う。より豊富な品ぞろえと買い物しやすい動線で、若年顧客層の開拓を狙う。30日付工商時報が報じた。
改装を行う８店舗は、いずれも新光三越内にある▽台北信義Ａ９店▽台北南西店▽台北天母店▽台中中港店▽嘉義垂陽店▽台南中山店▽台南西門店▽高雄左営店──。
唯一改装を行わないのは、今年６月末に飲食店ビル「慶城街１号」の１階にオープンした台北慶城店で、同社初の新光三越以外での店舗だ。売り場面積は40坪と小さいが、台北ＭＲＴ（都市交通システム）文湖線の南京東路駅に隣接し、兄弟大飯店（ブラザー・ホテル）やビジネス街が近く、多くの観光客やビジネスパーソンが利用している。
