ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年8月31日_記事番号:T00039118
ステンレス大手の燁聯鋼鉄(YUSCO)と唐栄鉄工廠は30日、冷延・熱延のステンレス鋼板・コイル製品の、9月の台湾域内向け、輸出価格をともに据え置くと発表した。31日付工商時報が報じた。
YUSCOと唐栄は3月以降、ステンレス製品価格を6カ月連続で引き下げていたが、ステンレス原料のニッケル価格の反転を受けて今回据え置きを決めた。
9月の300系冷延製品の台湾域内向け価格は1トン当たり9万2,000台湾元(約24万円)で、熱延製品は同8万7,500元。また400系冷延製品は同5万2,500元だ。
今後の見通しについてYUSCOは、第4四半期にステンレス市場が安定すれば、来年第1四半期分の需要が刺激され、製品価格の上昇につながる可能性があるとの見方を示した。
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