ニュース 電子 作成日:2012年9月10日_記事番号:T00039281
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が7日発表した8月の中小型パネル出荷は1,583万枚で、前月より34.7%の大幅増加となった。大型パネルは同6.7%増の1,108万枚だった。8月連結売上高は前月比10.7%増、前年同月比5.5%増の351億300万台湾元(約930億円)だった。8日付経済日報が報じた。
中小型パネル出荷の大幅増について証券会社は、アップルのタブレット型パソコン小型機種「iPad mini(通称)」向け出荷が始まったためとみている。大型パネル出荷増は、ソニーや中国のテレビメーカーが中国の建国記念日(10月1日)連休や欧米の年末需要に向けパネル調達を増やしたためと指摘した。
彭双浪・AUO総経理は第3四半期について、39、50インチの新サイズパネルの単月出荷が数十万枚に達していることに加え、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネル、カバーガラス一体型(OGS)タッチパネル、タブレットPC用パネルなど高付加価値製品の出荷が相次ぐことから、粗利益率が押し上げられるとの見方だ。
一方、奇美電子(チーメイ・イノルックス)の8月出荷は大型パネルが前月比10.6%増の1,389万3,000枚で過去最高、中小型パネルは同7.8%増の3,656万2,000枚だった。8月連結売上高は同11.6%の444億400万元で今年最高だった。
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