台湾アウディは、今年通年の目標販売台数を、景気低迷を受けて従来の4,500台から4,000台に下方修正した。ただ、依然過去最高の業績を達成できると強調している。11日付工商時報が報じた。
同社の今年１～８月の新車販売台数は前年同期比11.1％増の2,466台で、高級輸入車市場全体の成長率（4.4％）を上回った。ただ、当初の目標を達成できないことは確実となっている。邱山祥同社総裁は下半期の市場見通しについて、上半期に目標を達成できなかったメーカーによる販促キャンペーンが行われ、良い刺激がもたらされるとみている。
同社は先日ハイブリッド車（ＨＶ）「Ａ６ Hybrid」を投入した。販売価格は289万台湾元（約760万円）。Ａ６シリーズの通年販売台数は、過去最高の700台に達するとみている。
「Ａ６ Hybrid」は、同社が台湾に初めて投入したハイブリッド車だ（中央社）
