ニュース 電子 作成日:2012年9月11日_記事番号:T00039312
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した8月連結売上高は、前月比2%増、前年同月比31.5%増の494億9,700万台湾元(約1,300億円)で、7月に続き単月の過去最高を更新した。1~8月の連結売上高は、前年同期比14.8%増の3,315億9,100万元だった。11日付工商時報が報じた。
市場では、7月の売上高が最高となった後、8、9月は減収に転じると予測されていたが、28ナノメートル製造プロセスによる生産能力が拡大したため、9月まで引き続き高水準を維持するとみられる。同社はこれを受け、第3四半期の業績予測を上方修正することを明らかにした。何麗梅同社財務長は、一部顧客向けの出荷が前倒しになっていることや、フォトマスクの収益が予想を上回る見通しであることを理由に挙げた。
ただ、同社は具体的な修正幅については明らかにしなかった。7月に発表した第3四半期の予想売上高は、前年同期比6~8%増の1,360億~1,380億元。外資系アナリストは前年同期比10~13%増の1,410億~1450億元に達するとの見方を示した。
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