ボルボの総代理店、国際富豪汽車（ボルボ・カーズ・台湾）は13日、高雄市鳳山区のショールームをリニューアルオープンした。全世界共通の店舗デザイン「ボルボ・ネクスト・フェイス（ＶＮＦ）」を採用した台湾１店目だ。同社は今後３年で少なくとも10億台湾元（約26億円）を投じてショールーム改装・新設を進める計画だ。14日付工商時報などが報じた。
陳立哲・国際富豪総裁は、ボルボは欧州高級輸入車ブランド台湾３位ながらメルセデス・ベンツ、ＢＭＷに差を付けられていると、改装理由を説明した。昨年６月の特種貨物・労務税（ぜいたく税）導入や不景気で、台湾の高級車市場は伸び悩んでいるが、改装工事が完了するころに市場が回復し、商機をつかめるとみている。
ボルボの台湾での１～８月新車販売台数は2,717台で、通年目標は前年比12.5％増の4,500台だ。
