ニュース 社会 作成日:2012年10月5日_記事番号:T00039751
行政院は4日、飲酒運転に対する刑罰を大幅に強化した刑法改正案を閣議決定した。飲酒運転者の呼気中のアルコール濃度などに関する基準を明文化する内容となっている。5日付蘋果日報が伝えた。

現行刑法では「自動車、バイクなどを安全に運転できない場合」に2年以下の懲役に処すると規定があるが、基準があいまいだとの指摘があった。改正案では、呼気中のアルコール濃度が1リットル当たり0.55ミリグラム、血中アルコール濃度0.11%以上の場合、アルコール濃度測定以外の状況で安全な運転が不可能とされる場合、2年以下の懲役を適用するとし、基準の明確化が図られた。
また、飲酒運転で死亡事故を起こした場合の刑罰を現在の7年以下の懲役から10年以下の懲役に、重傷を負わせた場合の刑罰を現在の6月以上5年以下の懲役から1年以上7年以下の懲役にそれぞれ強化する内容となっている。
昨年は飲酒運転による交通事故の死者が439人を数え、前年を20人上回った。陳冲行政院長は「アルコール濃度基準の明文化と刑罰強化に社会の強い期待が寄せられている」と述べた。

行政院の胡幼偉報道官は刑罰強化以外にも部会(省庁)が効果的な解決策を検討していると語った(4日=中央社)
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