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9月輸出総額、7カ月ぶりプラス転換


ニュース その他分野 作成日:2012年10月9日_記事番号:T00039826

9月輸出総額、7カ月ぶりプラス転換

  財政部が8日発表した9月の輸出総額は前年同月比10.4%増の271億7,000万米ドルで、6カ月続いたマイナス成長を脱したばかりか、一挙に2けた成長となって過去14カ月の最高額を記録した。電子製品の需要期入りや、東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国向けの大幅成長が押し上げた。葉満足・財政部統計処統計長は、今年通年のプラス成長は困難だが、来年第1四半期には谷底を脱する可能性があると述べた。9日付蘋果日報が報じた。


施顔祥経済部長は電子業界のウインドウズ8発売に伴う買い替え商機や年末の需要期入り、精密機械の新興市場展開を理由に、今後数カ月の輸出を楽観している(8日=中央社)

携帯電話は56%減

 品目別では、半導体の貢献で過去最高だった電子製品(77億4,700万米ドル、前年同月比10.5%増)のほか、光学器材(20億5,700万米ドル、同20.6%増)、交通運輸設備(9億3,500万米ドル、同18.2%増)が2けた成長だった。

 一方、情報通信製品(11億8,000万米ドル、同20.1%減)は携帯電話の同56.9%減が足を引っ張った。葉統計長は、スマートフォン台湾最大手、宏達国際電子(HTC)が国際競争の激化に直面する中で9月にも新製品を発表したと期待感を示す同時に、HTC以外にも台湾ブランドはあると強調した。

ASEAN向け、過去最高

 9月の輸出総額で最も伸び率が高かったのは鉱産品(23億8,200万米ドル、同138.5%増)だ。ASEAN主要6カ国向けのディーゼル、ガソリン、燃料油の輸出が貢献した結果だ。

 このことから、ASEAN向けの9月輸出総額は同41.4%増の54億2,100万米ドルで過去最高となった。葉統計長は、海外の製油所の稼働停止や原油価格高騰が背景にあるとの分析を示した。

 日本向け輸出総額は同27.9%増の18億6,400万米ドルで、うち電子製品(同73.4%増)の伸びが顕著だった。中国(香港含む)向け(108億4,300万米ドル、同6.0%増)、米国向け(29億400万米ドル、同2.7%増)がプラスに転じた一方、欧州向け(22億7,100万米ドル、同10.5%減)は2けたのマイナス成長が続いた。

 1~9月の輸出総額は前年同期比3.9%減の2,235億6,000万米ドルだった。輸入総額は9月が前年同月比1.3%増の230億9,000万米ドル、1~9月が前年同期比5.0%減の2,039億9,000万米ドルだった。

【図】