台北市の王朝大酒店（サンワールド・ダイナスティーホテル台北）が20億台湾元（約54億円）を投じて今年春から着手している改装工事が来年５月に完成し、リニューアルオープンする。16日付工商時報が報じた。
同ホテルの改装計画は５年前に持ち上がり、当初はすべて取り壊して建て直す案もあったが、同ホテルは敦北商圏のランドマーク的存在であるほか、建築物としての歴史的価値も高いことから、基本構造を維持したまま改装することを決めた。
改装後の客室数は735室で、台北小巨蛋（台北アリーナ）と台北101ビルが見える空中庭園を備えた40坪のＶＩＰルーム５部屋を含む。
このほか、レストランは江浙料理、日本料理、西洋料理ビュッフェ、ベジタリアン料理の４軒を展開し、１階にはベーカリー、カフェ、土産物店、15階にはバーを設ける。また、既存の２つの宴会ホールのほか、７階に70坪の屋外スペースを備えた無柱設計の結婚披露宴会場を新設する。
