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作成日：2007年11月28日_記事番号：T00004002
国泰金、日盛金を買収か
日盛金融控股が全株式を売却する意向という情報が伝わって以来、国泰金融控股や新光金融控股および外資系銀行などが、１株15～20台湾元（約50～67円）同社株を購入するとの観測が話題となっているが、28日付経済日報によると、国泰金による買収の可能性が最も高くなっている。日盛金の陳国和董事長の妻は、国泰金の蔡宏図董事長のいとこの娘で、血縁関係にある。
国泰の李長庚策略長はこの情報に対し、「進行中の案件に関するコメントはできない」と語った。国泰は、銀行や生命保険で利益を上げているが、証券分野に弱く、日盛金の買収が実現すれば、この弱点を補うことができる。
すでに新生銀行が日盛銀行からの出資引き揚げを決めているが、市場関係者によると、新生銀の１株当たりの取得価格は約９元で、15～20元で売却できれば大きな利益を得られるという。
