通信キャリア大手、台湾大哥大（タイワン・モバイル）は22日、自社ブランドの低価格スマートフォン「Amazing A2」を発表した。本体価格は4,990台湾元（約１万3,600円）で、「価格性能比が業界最高」をうたう。ブラックモデルは即日発売、ホワイトモデルは11月発売予定だ。23日付経済日報が報じた。
台湾大哥大は今年５月、自社ブランドスマートフォン「Amazing A1」を当時の台湾最安の3,990元で発売しており、Amazing A2はアップグレード版に当たる。中央処理装置（ＣＰＵ）にクアルコムの1.0GHzデュアルコアプロセッサー、４インチディスプレイ、４GB（ギガバイト）メモリー、500万画素のデジタルカメラを搭載し、ＯＳ（基本ソフト）には「Android 4.0」を採用している。
台湾大哥大はこれまでAmazing A1を６万台近くを売り上げており、今回のAmazing A2投入で、同社のスマートフォン販売（目標110万台）に占める自社ブランド比率10％以上達成を見込む。
なおAmazing A2は、月額600元の通信プラントとセットで本体価格が無料となるほか、毎月１GBまでの無料データ通信などの優待サービスが受けられる。
