世界銀行が23日発表した2013年ビジネス環境報告で、台湾は過去最高の16位だった。前年の25位から９ランク上昇した。対象は世界185カ国・地域。24日付工商時報が報じた。
台湾は10項目のうち「建築許可」が前年より67ランク上昇し９位に、「投資家の保護」が47ランク上昇し32位へと躍進した。「納税」も10ランク上昇し54位となった。
一方、「契約履行」は90位、「融資」は70位に下落した。行政院経済建設委員会（経建会）の左珩・財経法制協調服務中心（法協中心）主任は、取得前の機器、撮影前の映画、知的財産権などへの融資が認められないためと分析した。
ランキング上位は前年と同じく、１位がシンガポール、２位が香港だった。韓国は８位と、１ランク上昇した。日本は前年より４ランク下落し24位だった。
