ニュース 電子 作成日:2012年11月30日_記事番号:T00040769
30日付経済日報によると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は中部科学工業園区(中科)の12インチウエハー工場「Fab15」第1、2期での28ナノメートル製造プロセスによる月産能力が今月5万2,000枚と、11月末に予定していた5万枚を超えた。来月は7万5,000~8万枚となり、目標の6万8,000枚を前倒しで達成する。
予想以上の速度での28ナノ生産能力増強から、同社の受注好調がうかがえる。10月の連結売上高が前月比15.2%増の499億台湾元(約1,400億円)で過去最高を更新しており、第4四半期は非需要期ながら、予測していた前期比7.3~8.7%減の1,290億~1,310億元を上回る可能性が高い。
「Fab15」第3、4期工場は12月に設備が搬入され、来年第2四半期に稼働する見込みだ。当初予定より2年早い完工となる。設備メーカーの予測では、同工場の28ナノプロセス月産能力は来年上半期時点で11万枚もあり得る。
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