液晶パネル大手の奇美電子（チーメイ・イノルックス）はこのほど、2013年の経営戦略について、液晶テレビ、液晶モニター、ノートパソコン、タブレット型ＰＣなど、あらゆる製品市場に対し、出荷シェア20％獲得を目標として打ち出した。また、65インチ、84インチなどの超大型パネルの開発や、ＩＧＺＯ（酸化物半導体、イグゾー）、有機ＥＬ（ＯＬＥＤ）パネルの量産開始を目指す。10日付工商時報が報じた。
統計によると、同社は今年、テレビ用パネル市場でのシェアは18～19％、液晶モニター用が20％、ノートパソコン用が14～15％、タブレットＰＣ用が数％となっており、大手ブランドからの受注を積極的に獲得していく方針だ。
