大型テレビ人気を受け、液晶ディスプレイ用プリズムシート大手の友輝光電（ＵＢライト・オプトロニクス）は11日の董事会で、来年の生産能力を600万平方メートルへと現在の400万平方メートルから５割増強することを決議した。12日付経済日報が報じた。
これに伴い、無担保転換社債10億台湾元（約28億円）を発行し、運転資金、設備などの購入・搬入に充てる。
同社の11月売上高は前月と同水準の４億3,100万元で、過去最高水準を維持している。台湾や中国のパネルメーカーのサプライチェーン入りで同社生産能力は不足気味で、今年末に生産ラインを２本追加して25％増強する計画だ。
