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作成日：2007年12月3日_記事番号：T00004099
友達、光学フィルムでプロディスクなどと提携か
液晶パネル大手の友達光電（ＡＵＯ）が、光ディスク大手の精チョウ科技（プロディスク・テクノロジー、チョウは石へんに葉の草かんむりを取ったもの）と合弁、液晶パネル用光学フィルムの材料分野に進出するとの情報が流れている。光学フィルム大手のスリーエム、住友化学との提携可能性も指摘されている。
３日付工商時報によると、提携説は液晶パネルメーカーが、多機能光学フィルムの導入を進めていることが背景。多機能光学フィルムへの移行に合わせ、コスト削減を図るとともに、共同開発で速やかな量産化を実現するのが狙いとみられる。
なお、友達は３日、この情報を否定したが、詳しい説明は行わなかった。
台湾や韓国の光学フィルムメーカーは、相次いで多機能光学フィルムの開発を進めている。工業技術研究院に試算では、多機能光学フィルムを使用した液晶パネルの比率は来年には全体の15％、2011年には75％を占めるとみられる。
