六福旅遊集団（レオフー・ツーリズム・グループ）の傘下の台北市の高級ホテル、六福皇宮飯店（ザ・ウェスティン・タイペイ）が14日リニューアルオープンした。昨年より５億台湾元（約14億円）を投じてホールや客室288室の全面改装を行っていた。これに伴い25％の値上げを発表。来年は客室平均単価7,000元で稼働率80％を目指す。15日付工商時報などが報じた。
ウェスティン・タイペイは改装を機に、これまで約５％だった日本人客の割合を、来年は25％まで拡大させたい考えだ。過去２年で展示会や社員旅行などビジネス関係の日本人客が大幅に増えたと説明している。
なお、来年第１四半期には結婚式場サービスの新ブランド「Elite Celebration」を立ち上げ、結婚式のコンサルティングや披露宴の企画、フラワーアレンジメント、引出物、写真撮影などのワンストップサービスを提供する。
ウェスティン・タイペイは、六福旅遊集団の売上高全体の35～40％を占めるグループの主要事業だ。
