今年訪台した外国人旅行者数が18日、700万人を初めて突破した。記念すべき700万人目はマレーシアからの女性観光客だった。19日付聯合報などが報じた。
林さん（中）の初めての台湾旅行は忘れられない思い出となった（観光局リリースより）
700万人目の林瑞珍（71歳）さんは18日午後５時半、娘４人と孫３人とともにキャセイパシフィック航空ＣＸ472便で桃園国際空港に到着した。入境審査時に係員に別のカウンターに連れて行かれ「パスポートに問題があるのか」と驚いたが、700万人目と告げられ「自分の幸運を信じられなかった」と語った。
交通部観光局から花束のほか、台湾土産70点、中華航空（チャイナエアライン）、長栄航空（エバー航空）のビジネスクラス往復航空券、福華大飯店（ハワード・ホテルズ・リゾーツ・スイーツ）の３泊宿泊券など総額30万台湾元（約87万円）相当の記念品が贈られた。
林さんは旅行会社のツアーで台北市のナイトマーケット、士林夜市のほか、観光名所の日月潭（南投県）、阿里山（嘉義県）などを訪れ、24日に高雄国際空港から離台する予定だ。
なお、昨年の訪台外国人旅行者数は前年比9.3％増の延べ608万7,484人だった。
