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作成日：2007年12月7日_記事番号：T00004218
鴻海集団、中国での１.９億ドル増資に認可
経済部投資審議委員会（投審会）は６日、鴻海集団の中国で利益の資本組み入れによる総額１億9,000万米ドル近い増資計画計７件を認可した。７日付経済日報などが伝えた。
同社は年初来、相次いで対中投資案件を投資審議委に申請しており、１月には１億3,600万米ドルの投資案件、２月、７月、８月に合計２億1,000億米ドルの増資案件が認可されている。今回認可されたのは、広東省中山、江蘇省淮安、南京、湖北省武漢、山東省煙台、遼寧省瀋陽など中国各地の子会社、孫会社に関する案件。
投審会によると、今年下期に入ってから中国での増資案件が増加している。中国が来年から国内企業と外国企業の所得税制を統合する税制改革（両税合一）を実施するのに伴い、利益の資本組み入れによる税金の還付が受けられなくなるとの懸念が広がり、駆け込み申請が増えていることが背景とみられる。
