ニュース その他分野 作成日:2013年3月8日_記事番号:T00042480
財政部が7日発表した1〜2月の輸出総額は454億1,000万米ドルで、前年同期比2.0%増にとどまった。スマートフォン最大手、宏達国際電子(HTC)の業績低迷が続く中、携帯電話の輸出額が同18.7%減の7億2,000万米ドルで足を引っ張った。葉満足・財政部統計処統計長は、行政院主計総処が4.7%とした第1四半期の輸出成長予測が下方修正を迫られると懸念を示した。8日付工商時報などが報じた。

葉統計長は第1四半期に4.7%成長を実現するには、3月輸出総額は288億米ドルが必要だと指摘。昨年3月が263億米ドルだったことから、第1四半期の目標達成は困難だとの見方を示した。ただ、プラス成長は維持できるとの予測だ。
春節(旧正月)連休の影響で、2月の輸出総額は前月比23.1%減、前年同月比15.8%減の197億4,000万米ドルだった。季節調整後は前年同月比2.1%増で、昨年8月以降7カ月連続のプラス成長となった。財政部は、貿易動向の改善が続いている表れと指摘した。
欧米向けがマイナス成長
1〜2月の輸出総額のうち、東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国向けは前年同期比6.9%増の87億4,000万米ドルと同期としての過去最高を記録した。中国・香港向けは同4.3%増の175億2,500万米ドル、日本向けは同8.7%増の30億1,300万米ドルだった。一方、米国向けは同4.2%減の46億米ドル、欧州向けは同7.3%減の42億9,000万米ドルとマイナス成長だった。電子製品、情報通信製品、機械の輸出減が主な原因だ。
製品別では、光学器材が同6.9%増の34億1,400万米ドル、電子製品が同2.7%増の122億6,900万米ドルで、特に液晶装置の部品、半導体の伸びが目立った。
輸入は7%増、中国が拡大
1~2月の輸入総額は前年同期比7.0%増の440億2,000万米ドルで、同期の過去最高となった。中でも、資本設備が同16.5%増の59億4,000万米ドルと大きく伸び、機械、精密機器は2けた成長だった。葉統計長は、輸入総額の伸びが輸出総額より大きいことから、民間企業の投資継続、生産設備の拡充がうかがえ、今後の輸出のプラス要因だと分析した。
日本からの輸入総額は同5.2%減の69億7,700万米ドルだった。財政部は、円安が輸入に有利、輸出に不利に働く状況にはまだ陥っていないと指摘した。
経済部国際貿易局(国貿局)は7日、1~2月輸入総額のうち中国・香港からが15.5%(2002年8.7%)まで拡大し、日本からの同15.9%(同24.2%)を超える勢いだと指摘した。関係者は、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)発効に伴い中台間の貿易が引き続き拡大しており、年内にも中国が日本を抜いて、初めて台湾最大の輸入先になる見通しだと述べた。

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