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故郷に帰ろうと考えたことがある、台北市サラリーパーソンの5割超


ニュース 社会 作成日:2013年3月20日_記事番号:T00042661

故郷に帰ろうと考えたことがある、台北市サラリーパーソンの5割超

 求職求人情報サイトのyes123求職網が行った調査によると、台北市に住むサラリーパーソンの5割以上が「故郷に帰ろうと考えたことがある」と答えたことが分かった。背景には台北市の物価が高く、給与の低い若者にとっては生活が厳しいという状況があるようだ。

 今回の調査結果によると、「生活が最も厳しい都市は?」との質問に対し「台北市」が70%の回答を集め、2位以下を大きく引き離してトップとなった。その理由としては「物価が高い」「家賃が高い」「交通費や光熱費など生活費が高い」と経済的な要因が多くを占めており、台北市で働くサラリーパーソンからは「中南部に比べ月給に1万~1万5,000台湾元上乗せして割に合う」との声が上がっている。

 こうした厳しい経済環境の下、台北市で働くサラリーパーソンの51.9%が「故郷に帰ろうと考えたことがある」と回答。さらに台北に来て5年以内の者に限定すると、その数字は70%まで上昇した。

 その背景には、就職したばかりで給与の低いサラリーパーソンが台北市で生活していくのは特に厳しいという状況があるようで、「最も強く故郷に帰ろうと考えた時期」として37%が「台北に来て3年目」と答えている。

 就職2年目で月収2万8,000元というある女性会社員は、家賃8,500元の部屋に住んでおり、「1日の食費を80元に抑えても月に5,000元しか貯金できないから、台南に帰ろうと決めた」という。

 しかし一方で、全企業の66%、求人件数の77%が集中する台北市に「とどまりたい」とする回答も65.5%に上り、最大の理由としては「就業機会が多いため」(回答率50.2%)が挙がっている。

 さらに入社5年目くらいから目に見えて給与が上がり、生活もやや楽になれば、何かと便利な台北から離れたいという気持ちも薄れていくようだ。