ニュース 政治 作成日:2013年3月20日_記事番号:T00042662
馬英九総統は19日、新ローマ教皇フランシスコ1世の就任式に夫妻で出席後、新教皇と謁見(えっけん)した。台湾(中華民国)の総統がローマ教皇と謁見するのは初めてだ。20日付中国時報が伝えた。

新ローマ教皇(右)と謁見する馬総統夫妻(19日=中央社)
馬総統は同日午前に開かれた就任式に出席した後、フランシスコ1世と謁見。事前に準備したスペイン語の原稿であいさつした後、英語で1分余りにわたり言葉を交わし、新教皇と同じアルゼンチン出身で台湾で50年間活動している神父について紹介した。馬総統は記者団に対し「ローマ教皇は明るく人情味があり、非常に穏やかで、謁見中は終始笑みを絶やさなかった」と語った。
馬総統は引き続き、台湾の在バチカン大使館を訪れるなどして、同日深夜にローマからの帰途に就いた。
ローマ法王庁(バチカン市国)は聖職者の任命権限などをめぐって中国と対立しているため、台湾との外交関係を維持している。台湾総統によるバチカン訪問は2005年に陳水扁前総統がヨハネ・パウロ2世の葬儀に参列して以来となる。中国は台湾との断交をバチカンに再三求めている。
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