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観光ホテル盛況、今後5年で9千室増


ニュース 商業・サービス 作成日:2013年3月20日_記事番号:T00042684

観光ホテル盛況、今後5年で9千室増

 中国人を中心とした海外からの観光客増に湧くホテル業界は今後も好況が続く見通しで、交通部観光局に統計によると、台湾全土の観光ホテルの客室数は2017年までに9,000室以上増加する。大台北地域(台北市、新北市、基隆市)を除くと特に花蓮・台東が2,000室以上と顕著で、業界からは「西部をひと通り観光した中国人観光客が東部に目を向け始めたことを受けた動き」との分析が出ている。20日付中国時報が報じた。

 各県市の観光ホテル増室予定数は上位から、▽台北市、2,000室以上▽新北市、1,639室▽台東県、1,403室▽花蓮県、796室▽宜蘭県、786室▽台中市、642室▽高雄市、308室──などとなっている。中華民国旅行商業同業公会全国聯合会(旅行業全聯会)の許高慶秘書長は、「9,000室以上は低めの見積もりだ」と述べ、実際にはさらに上回るとの見方を示した。

 花蓮県では、台北天成大飯店(コスモスホテル)などを経営する天成飯店集団が「瑞穂春天温泉酒店」を今年第3四半期に着工し、15年第2四半期のオープンを予定している。敷地面積約2万坪の建設予定地には温泉が湧き、2棟の5つ星ホテル、ビラ、温泉テーマパークの3つのエリアを設け、客室数は250~300室を計画している。台東県の離島、緑島には客室数809室の「緑島大飯店」が16年に完成予定で、投資額は49億台湾元(約160億円)に上る。花蓮・台東両県には計7軒の観光ホテルの建設が予定されている。

台北大直に大型ホテル2軒

 新たに建設される観光ホテルは、高級5つ星タイプよりも低予算型が主流だ。天成飯店集団が台北駅付近で建設中の新ブランド「蜂巣」は客室数32室の3つ星ホテルで、平均宿泊料金は1泊2,500元。今年下半期のオープン予定で同エリアを中心に3年以内に4軒まで拡大を予定する。

 一方大型ホテルは、激戦区の台北市で5軒以上の建設が予定されている。そのうち投資額が大きい「宜華国際観光旅館」と「美福国際観光旅館」の2軒は共に大直地区のショッピングモール、美麗華百楽園(ミラマー・エンターテイメント・パーク)周辺に位置し、15年に完成予定だ。宜華国際観光旅館は投資額65億元で客室数320室。大型の国際会議センターを備える。美福国際観光旅館は美麗華百楽園を経営する美麗華集団傘下で、投資額は50億元。客室数は153室で、周辺のハイテク産業のビジネス商機および観光客を狙う。

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