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台東の海岸にカメラ漂着、ハワイから9千キロを渡った?


ニュース 社会 作成日:2013年3月25日_記事番号:T00042737

台東の海岸にカメラ漂着、ハワイから9千キロを渡った?

 ある男性がこのほど、台東の海岸で防水ケースに入ったデジタルカメラを拾った。好奇心にかられて中のSDカードに収められた写真を見てみるとそこにはカメラの持ち主と思われる金髪女性の姿が。さらに調べてみるとどうやらこのカメラは、約9,000キロメートル離れたハワイから5年以上をかけて台東に流れ着いたらしいということが分かり、男性は持ち主探しに乗り出した。

 このデジカメを拾った男性は、中華航空(チャイナエアライン)に勤める鄭明秋さん。彼は今年の春節(旧正月)に自分と同僚の家族を誘って故郷の台東に出かけた。そしてある日、海岸へ散歩に出かけたところ、波が引いた後の砂浜に黒っぽい物体を発見。単なるごみではないと感じた鄭さんが拾い上げると、それは表面がフジツボや海藻に覆われたカメラ用防水ケースで、中にはカメラ本体も入っていた。

 「これは一体どこから流れ着いたのだろう?」と好奇心に駆られた鄭さんは探偵になったつもりで調査を開始した。防水ケースを取り外してみると、中は非常に乾燥しており、カメラ本体および電池にさびが浮いているようなこともなかった。さらにSDカードを取り出してパソコンで読み取ってみると、多くの写真に持ち主らしき金髪の女性が写っていたほか、背景のボートやホテルの名前から撮影現場がハワイのマウイ島だと判明した。

 そこで鄭さんは勤め先である中華航空のハワイ支社に会社を通じて事情を説明したところ、支社長はただちにハワイ州政府観光局に連絡を取るとともに、フェイスブックにカメラの持ち主を探すための特設ページを設置した。

 現時点でまだ持ち主は見つかっていないが、中華航空は「もし見つかったら航空券をプレゼントして台湾に招待し、鄭明秋の手から直接カメラを返したい」としている。

 ちなみにこのカメラはキヤノンの「PowerShot A520」で、防水ケースも同社純正品。本当に5年間も海の中を漂っていて写真が無事だったのなら、今後人気に火が付くかもしれない。