ノートブック型パソコン受託生産２位の仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）は、11月のノートＰＣの出荷台数が前月比0.4％増、前年同月比35％増の235万台に達し、３カ月連続で過去最高の数字を記録した。11日付経済日報が報じた。
１～11月のノートＰＣ出荷台数は2,081万台で、通年では2,300万台を見込む。仁宝によると、来年は３割成長を目指し、市場シェアは今年の22％から来年は25～26％、2010年に30％が目標だ。
11月の売上高は414億1,000万台湾元（約1,430億円）で、前月比では10.3％の減少、同月比では15％の成長だった。１～11月の売上高は、前年同期比49％増の4,058億4,600万元で、域内電子大手では鴻海精密工業、華碩電脳（ＡＳＵＳ）、広達電脳（クアンタ・コンピュータ）、友達光電（ＡＵＯ）に次ぐ規模だ。
