ニュース 社会 作成日:2013年3月27日_記事番号:T00042791
南投県政府が発注した公共工事に関連し、李朝卿南投県長(63歳、国民党)が業者から賄賂を受け取った事件で、南投地方法院検察署は26日、李県長を収賄罪で起訴した。李県長は保釈金2,000万台湾元(約6,300万円)で保釈が認められた。27日付蘋果日報が伝えた。

李県長(左)の保釈時には、300人ほどの支持者が出迎え「お帰りなさい」と声を掛ける一幕も見られた(26日=中央社)
起訴状によると、李県長は県政府が発注した大小120件の公共工事で建設会社に10~15%のリベートを要求し、合わせて3,173万元を受け取ったことが収賄に当たるとされた。収賄があった公共工事には、災害に伴う発注額9,460万元の道路復旧工事も含まれていた。一部道路では手抜き工事が原因で、大雨で路肩が流失する実害も出た。契約額がわずか12万元の景観改善工事でも賄賂を要求するなど、工事の規模を問わず、賄賂要求が恒常化していた。
贈収賄に関与した県政府職員や建設会社が事実関係を認めているにもかかわらず、李県長は一貫して容疑を否認している。検察は李県長を「公務員のモラルを破壊し、民意に背いた」と厳しく批判した。
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