ニュース その他製造 作成日:2013年3月27日_記事番号:T00042808
日本でイタリアブランド「ビアンキ」自転車に乗って走行中、突然前輪が外れて転倒し、重い障害が残った男性が、自転車に欠陥があったとして輸入元を訴えていた裁判で東京地方裁判所は25日、台湾製のサスペンション部分に欠陥があったと認め、輸入元に1億8,900万円を男性に支払うよう命じた。このサスペンションを製造した台湾の達建工業は「前輪のサスペンションは適切なメンテナンスが必要で、判決からはサスペンションに欠陥があったのか、メンテナンスに原因があるのか分からずコメントできない」としている。27日付聯合報が報じた。
今回の裁判を起こした茨城県つくば市の元会社社長、中島寛さん(63歳)は2008年、02年に購入したイタリアブランド「ビアンキ」の自転車で走行中、突然前輪が外れて転倒し、首から下にまひが残る障害を負った。その後中島さんは、自転車に欠陥があったとして輸入元の「サイクルヨーロッパジャパン」に対し2億4,000万円の損害賠償を求めていた。
これに対し裁判官は、同自転車購入後6年以上が経過していることやメンテナンス状況を考慮しても、事故の状況は自転車が適切な安全基準を満たすものではなかったことを示していると指摘した。
達建工業は「当社は41年の歴史を持ち、ドイツなど欧州、米国、中南米などの自転車ブランドを顧客として毎年数十万台を出荷しているが、これまで同様の問題が発生したことはない」と強調している。
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