ニュース 石油・化学 作成日:2013年3月29日_記事番号:T00042856
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)・産業技術知識サービス計画(ITIS)の曽繁銘・石化産業分析小組(小委員会)組長は28日、石油化学産業の高付加価値化推進に関するフォーラムに出席し、「アジア石化産業競争力ランキングで昨年、台湾は初めて中国に負け、主なライバル国の中で最下位となった」と語り、危機感を持つよう業界に呼び掛けた。29日付蘋果日報が報じた。

経済部とIEKが主催した同フォーラムには、政府の高付加価値化推進担当者のほか奇美集団、中国石油化学工業開発(CPDC、中石化)、東聯化学(オリエンタル・ユニオン・ケミカル)、台湾中油(CPC)、台塑集団(台湾プラスチックグループ)など主要な石化メーカーが参加した。
その席で曽組長は、中国で石化製品の自給率が上昇し、さらに中東が設備稼働率を上昇させる中、台湾メーカーの競争力は急速に失われていると指摘。品質では日韓に及ばず、価格では中国、中東に太刀打ちできない状況となっており、かつてアジア3位の地位にあった台湾石化産業は今後、スピーディーに高付加価値化を進めなければ厳しい試練にさらされることになると警告した。
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