ニュース 金融 作成日:2013年4月3日_記事番号:T00042926
金融監督管理委員会(金管会)は2日、台新金融控股が米生命保険大手、ニューヨーク・ライフ・インシュアランスの台湾法人、国際紐約人寿保険を買収する計画の申請を却下した。3日付工商時報が伝えた。
金管会は申請を却下した理由として、▽台新金控のダブルレバレッジ比率(子会社向け出資/株主資本勘定)が119%と業界平均(109%)より高いこと▽傘下の台新国際商業銀行のクレジットカード業務の内部管理に改善が見られないこと▽過去2年に金管会銀行局が受理した消費者の苦情件数で台新銀が2位になり、消費者保護の強化が求められること──を挙げた。
ダブルレバレッジ比率119%という数値は、台新金控が子会社に投資した資金の19%は借り入れで賄っていることを示す。金管会は金融持ち株会社のダブルレバレッジ比率の健全水準を110%としているため、台新金控が子会社を増やすには、増資が必要との立場だ。このため、台新金控が増資を行わない場合、ニューヨーク・ライフ台湾法人の買収は難しくなった。
ただ、台新金控の林維俊財務長は「財務は健全で、監督機関の基準を満たしており、直ちに増資を行う必要はない」と述べた。
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