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中国・三安光電に不祥事、璨円光電への出資に暗雲


ニュース 電子 作成日:2013年4月3日_記事番号:T00042940

中国・三安光電に不祥事、璨円光電への出資に暗雲

 発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハー・チップの中国最大手、三安光電が関連当事者取引を隠匿したなどの疑惑がこのほど中国メディアによって報じられ、同社が計画している台湾の同業、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)への23億5,200万台湾元(約73億円)の出資に影響が出る可能性が浮上した。同出資案は現在、経済部投資審議委員会(投審会)が審査中だが、張銘斌・投審会執行秘書長は「4月に審査を通過する予定だったが、報道について三安光電から説明がなければ、審査を一時中断する」と語った。3日付蘋果日報などが報じた。

 報道によると、三安光電は過去数年にわたり、関連当事者取引を「非関連当事者」との間の取り引きであるかのように見せかけ、取引内容の公表義務を逃れていたという。

 また同社2012年度利益の5割近くを政府関連事業が占めており、特にLED街灯の売上高および利益が増加傾向にある。しかし、地方政府向けLED街灯供給では適正な手続きを経ずに市価の3倍もの価格で受注しているものもあり、採購法(政府調達法)違反の嫌疑もかかっている。

 璨円光電の傅珍珍広報担当は、三安光電の出資が実現しなくても協調融資(シンジケートローン)の道もあり、経営に影響は受けないと強調した。