ニュース 医薬 作成日:2013年4月8日_記事番号:T00042955
自動車を主力とする和泰集団は、傘下の和鑫生技(GAMCバイオテック)がX線画像システムのスイスレイ、米ナノダイナミクスと共同で、透過式X線管と分子標的薬を組み合わせた臨床試験を台湾と米国で年内にも開始する。がん、アルツハイマー型認知症の治療に需要を見込む。8日付工商時報が伝えた。
透過式X線管は、従来型のX線よりも放射線による人体への影響を50%以上軽減できる。和鑫生技は現在、子ども用のX線設備の開発を進めている。
和鑫生技は過去4年にわたり、政府から4,500万台湾元(約1億5,000万円)の援助を受けた研究開発の結果、透過式X線管1本で従来型のX線管を超える解析度を達成した。従来型の反射式X線管は通常2本のX線管が必要だが、金属めっき技術を応用し、1本のX線管で異なる波長のX線を発生させることに成功し、システムの応用度を高めた。
透過式X線管技術は、臨床試験が必要となるため、当面はプリント基板、3D検査、食品、農作物の検査などに応用される。医療分野ではペットの診療に先行導入される見通しだ。
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