ニュース 社会 作成日:2013年4月15日_記事番号:T00043085
一時は李登輝元総統のライバルとして知られ、台湾省政府主席、内政部長、司法院長、総統府資政(顧問)などを歴任した林洋港氏が13日深夜、病気のため台中市内の自宅で死去した。85歳だった。14日付自由時報が伝えた。

林洋港氏は台湾省政府主席時代(78〜81年)に訪日して農林水産大臣と面会、大きな声で流暢な日本語を操ることから「台湾王」と称されていた(中央社)
林氏は3月末に腸閉塞のため、国軍台中総医院に入院していたが、病状が悪化したため、家族が治療を断念し、自宅に戻っていた。
林氏は日本統治時代の1927年に南投県で生まれ、台湾大政治系(学部)を卒業後、税務署員を経て、台北市長、台湾省政府主席、内政部長、司法院長を歴任し、93〜95年に国民党副主席、94〜96年に総統府資政を務めた。
林氏は一時は蒋経国元総統の後継者候補と目され、当時の国民党内で同じ本省人の李登輝元総統とライバル関係にあった。96年の総統選では、党籍を剝奪されてまで出馬したものの、李元総統に大敗し、その後は政治の表舞台から姿を消していた。
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